中島弘貴
by ototogengo


沈みこむ

疲れ果てて寝床につくと、敷き布団はゆっくりとどこまでも柔らかに沈みこみ、床よりも3メートルほど下にまで落ちこんでようやく止まった

横になる前に弱くした白熱電球の光があんなにも遠い

目を瞑る直前に見た、細い幾条かの光線の伸びていく様子が、眠りにおちて暗くなっていく頭のなかに残っていた
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by ototogengo | 2009-03-27 21:29 | はなし
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