中島弘貴
by ototogengo
中島弘貴
多様なものごとと関わりながら世界を広げて深める。文筆、音楽、絵、写真をやります。

2011年に解散したバンド“立体”では、うたとギターを担当。空島出版主宰。


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<   2009年 02月 ( 18 )   > この月の画像一覧

2月23日

胴の広いズボンのようにずり下がる果皮を、事あるごとにずり上げる果実

周囲に気付かれぬよう、さりげなく
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by ototogengo | 2009-02-23 22:44 | 言葉 | Comments(0)

2月22日

言葉は媒体として生まれた

しかし(もしくはそれゆえに)、言葉は表現しようとするそのものには決してなれない

言葉を言葉として用いたものを詩とよぶのかも知れない
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by ototogengo | 2009-02-22 11:03 | 言語 | Comments(0)

2月21日

音もなく打ちあがる、手ざわりのいい球体が、落ち葉のようにゆっくりと、回転しながら宙を降りていく

降りるにつれて球体にはかわいらしい割れ目があらわれ、さらに降りるにつれて深く割けていく

そして、球体は内側から開き、反りかえって花になる

5分咲き、7分咲き、満開へ、少しずつふくらんでいく

つぎつぎに、手ざわりのやさしい球体が打ちあがり、ゆっくりと回転しながら降りていく

同時に5つか6つも見え、それぞれがべつべつに、次第に花開いていく

5分咲き、7分咲き、満開へ、少しずつふくらんでいく
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by ototogengo | 2009-02-21 23:32 | 言葉 | Comments(0)

2月20日 夜

くらやみを、白いくもりが満たすなか、

光の靄や虹の霧を見ることができる

それらは明るく淡く、そこに決して鮮やかな色はない

虹の霧にはそれこそ虹彩そっくりに、薄い放射線が(内から外へ)無数にはしっている

光の靄はにごり酒のにごりに似ているだろう

なんとうつくしいにごりか
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by ototogengo | 2009-02-20 23:46 | 言葉 | Comments(0)

2月20日

桃色のかたつむりの体はこんなにもこんなにも伸びながら曲がり、円をえがき、絡みあい、大樹を形づくります
彼の殻はほとんど地面に埋まっており、その丸みの一部が少しだけ地表に出ています
そして、大樹の幹や枝を入念に観察すれば、かたつむりの触覚がどこかにあることを発見できるでしょう

触覚は見つかりましたか?
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by ototogengo | 2009-02-20 23:42 | はなし | Comments(0)

2月16日

生活が、あとを残す

染みや薄い汚れの模様の模様

形と重さをもつ体が動き、とどまる生活


白いシーツに花弁のように皺がよる
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by ototogengo | 2009-02-15 01:26 | 言葉 | Comments(0)

2月13日 夜

そら、 この 空が 煮立つ のを 見よ
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by ototogengo | 2009-02-13 23:05 | 言葉 | Comments(0)

2月13日 夜

そら、 この 空が 煮立つのを 見よ
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by ototogengo | 2009-02-13 23:04 | 言葉 | Comments(0)

2月12日

根を下ろした、揺らぎつつ立ち上がる※緑玉(りょくぎょく)色の大腸から、か細い花柄が枝分かれ、薄桃色の花が開く

真っ暗い水の中、それだけが鮮やかである

その大腸の海草が十余り、あちらこちらにくっきりと、小さく、大きく見えている


この両眼は視力6.0を誇っている



※「緑玉」は、エメラルドを意味する
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by ototogengo | 2009-02-13 00:16 | 言葉 | Comments(0)

2月12日

頭皮が粟立った

やわらかそうな、本当に沢山の細かな粒が、生まれてくるそれに押し上げられ、形を成していく

払いのけても、払いのけても、下から湧き上がってくるので、諦めた

どうやら払いのけない限り、頭から落ちることなく積み上がっていくらしい

それらは毛根の隙間を埋め尽くし、やがて髪の毛を隠していく

次に、丸い角のような塊りがあちこちから顔を出し、伸びていくのだが、一定の長さに達すると、重みによって徐々に先端が下を向いて撓(しな)っていく

それらの影が顔に落ちはじめ、目を上げれば、丸い角の先端がいくつか見える

これはこれで愉快だが、どうにも痒くて仕方がない

堪らず、指を立てて頭皮を押し叩く

塊りがもろぼろ、もろぼろと崩れ、ゆっくりと落ちる

地面と接触するときに、さらに細かく壊れて散る

もろもろ、ぼろぼろとした残骸を見下ろす

背中を曲げて手を伸ばし、残った塊の部分に、そっと触れてみる

なかなかいい感触だ

しかし、その間(かん)にも頭皮の粟立ちは増殖している

崩れた部分が跡を残しているので、一層面白い形に積み上がっていくだろう
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by ototogengo | 2009-02-12 01:27 | 言葉 | Comments(0)