中島弘貴
by ototogengo
中島弘貴
多様なものごとと関わりながら世界を広げて深める。文筆、音楽、絵、写真をやります。

2011年に解散したバンド“立体”では、うたとギターを担当。空島出版主宰。


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<   2009年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

沈みこむ

疲れ果てて寝床につくと、敷き布団はゆっくりとどこまでも柔らかに沈みこみ、床よりも3メートルほど下にまで落ちこんでようやく止まった

横になる前に弱くした白熱電球の光があんなにも遠い

目を瞑る直前に見た、細い幾条かの光線の伸びていく様子が、眠りにおちて暗くなっていく頭のなかに残っていた
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by ototogengo | 2009-03-27 21:29 | はなし

続き

次に冷蔵庫は、鈍重な錆びついたシンバルのように小さく響きわたった
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by ototogengo | 2009-03-26 01:25 | 言葉

3月26日 未明

冷蔵庫は今、水の肉体をもつ小鳥のようにさえずっていた
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by ototogengo | 2009-03-26 01:08 | 言葉

蔦の男

彼はこの五年間、滅多に外へ出ず、家に篭りがちな生活を続けていた

今や、彼の全身は蔦で覆われていた

ちょうど冬枯れが終りをむかえるところなので、乾いた黒っぽい褐色の茎と、ほとんど同じ色(もう少し赤みや黄みを帯びた部分があるものの)に枯れ萎れた数枚の葉が形をとどめているのみだが、今に鮮やかな黄緑の若葉がみずみずしく芽を吹き出すだろう

春が来ている
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by ototogengo | 2009-03-23 23:04 | はなし

生命 生命 生命

ゆっくりと、やわらかに渦巻くだろう

体温を帯びて、背中を粒子がなでまわす

全身が眩み、ゆらめく

異なるゆらめきとゆらめきが重なり、訳も知らずに揺れ動く

ほおほお、おお おお

ほおほお、おお おお

生きた確感をおぼえる

ほおほお、おお おお

かたちのない、はっきりとした

生命 生命 生命
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by ototogengo | 2009-03-21 21:39 | 言葉

空に月が3つ4つ浮かんでいました

昨夜の空には赤みを帯びた満月、白い上弦の半月と左向きの三日月の3つの月(もしくは他にももう1つ、新月があったかも知れません)が別々に離れて浮かんでいました

昼間のうちに月が増殖したのでしょう

恐らくは、例のごとく孵化によって
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by ototogengo | 2009-03-12 00:48 | はなし

アコースティック音源

09年2月26日のソロ、立体によるアコースティック音源を7つ追加しました。

音源初公開の曲『苔生し』と『生活(一部は以前にも演奏。全篇を披露するのは初めて)』も披露しています。

『冬の雨は温かい』~『媒体』までの7曲です。

ダウンロード無料です。お気に召せば、どうぞ。

音源はこちらにあります

歌詞はこちらのそこここにあります
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by ototogengo | 2009-03-11 22:38 |

3月10日 夜

瞑った眼のなかで黒、緑や青や赤や白がみえる

それは球の外の平面にあり、丸みを帯びて、浮かび現れ、内側から溶けていく
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by ototogengo | 2009-03-10 23:21 | 言葉

3月10日 昼

うつくしい白い夢

はしる、あるく、ながれる、
斑のある水けをふくむ液体による白い夢

はしる、あるく、ながれる、重なる、
それらの軌跡は溶け合うことなく保存されて重なる
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by ototogengo | 2009-03-10 13:14 | 言葉