中島弘貴
by ototogengo
中島弘貴
多様なものごとと関わりながら世界を広げて深める。文筆、音楽、絵、写真をやります。

2011年に解散したバンド“立体”では、うたとギターを担当。空島出版主宰。


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<   2009年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

植物の場景

いろいろな花が真っ直ぐにこちらを向いている

小さなものも大きなものも、同じ大きさで、順ぐりに開いていく

あちら こちら そちら

順ぐりに閉じていく

あちら そちら こちら

そちら あちら こちら




絡まりあう、しなやかな茎

緑がかった赤茶色のものや薄緑のもの、深緑の

それらは重なりあい、交じりあう円になり、

時々ひょろ、しゅろ、と少しだけ抜け出す

その辺りにある、上や横や下に屈み込んだ瑞っぽい若葉や、先端にある小さく密な若芽




ゆるゆると回転しながら、ぷかぷかと木の実は浮かぶ

ぶどう いちじく

さくらんぼ

びわにあけびに

くこ ざくろ

うめ もも ぐみに

ピラカンサ

みんな、やわらかに熟れている

みんな、やわらかに熟れている
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by ototogengo | 2009-07-22 02:38 | 言葉

比喩について

実際をあらわすために比喩を用いなければならない

実際を故意に歪めたり、飛躍させる比喩は避けなければならない

実際はずっと豊かであるために、表現はずっと豊かであるために
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by ototogengo | 2009-07-13 22:52 | 言語

09年春から夏にかけて作成

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by ototogengo | 2009-07-11 18:45 |

7月11日

表現を生かしたまま、できる限り多くの人に理解できる、もしくは感受できるようにすることを心がけねばならない
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by ototogengo | 2009-07-11 01:29 | 言語

「ハナクラゲについて」

16世紀後期の博物学者にして詩人のパウロ・ロベルト・ムリーリョは、カルロス1世の援助によって実現したフィリピン海~北太平洋への航海に同行し、ヨーロッパにおいて、以上で説明を行ったハナクラゲについての文章を初めて記したとされるスペイン人である。この項の締め括りとして、彼の航海日誌の抜粋を以下に掲載しよう。未知の生物に出会った作者の感動がよくあらわれた、実に優れた文章である。これを読むと、海中を漂う、うつくしいハナクラゲの姿がありありと思い浮かぶ。



薔薇の花弁のような体をもつクラゲを発見しました

色は赤に近い鮮やかな桃色

多重の深い襞が水に煽られて、ゆっくりとはためくのです

今日が晴天で本当に、本当によかった

緑青色の海水を透きとおらせ、半透明のクラゲの輪郭を黄金色に輝かせる太陽光が、彼をより一層うつくしく感じさせるのです

(空島出版『水の生き物』より抜粋)
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by ototogengo | 2009-07-09 14:45 | 空島出版

ばか

本当は、誰かが誰かをばかにすることなど、できない

本当は、ばかなど、どこにもいない

そこには偏見があるばかりだ

ばかにした人がばかにされた人自身になれば、彼や彼女がどれだけばかでないかを痛感することだろう
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by ototogengo | 2009-07-05 22:17 | 言語

7月5日

かたちにすることを躊躇うな

頭のなかのそれと実物は似ても似つかない

実物はずっとずっと豊かだろう

例えそうでなくても、ずっとずっと豊かにできる可能性を多く秘めているに違いない
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by ototogengo | 2009-07-05 00:47 | 言語

都市

尾ひれのついた建物が、‏体をくねらせて泳ぎ回る、団地や一軒家で

高層建築の大魚や、ドーム型建築の巨大くらげ

それにしても静かだ

家へ帰ろう

おそらく、今はあの辺りにあるだろう
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by ototogengo | 2009-07-03 23:43 | はなし